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耳コピで楽譜を作る時の方法

  • 執筆者の写真: 山田亮
    山田亮
  • 2020年8月28日
  • 読了時間: 3分

耳コピをして楽譜を作っていると、楽譜を読むのが上達していきます。

また、音楽をイメージする力も身につきます。

音楽の基礎的な力がどんどんついていきます。


ぜひやってみましょう。




耳で聴いて楽譜を作る場合、以下の手順で行います。


1.たくさん聴く

シンプルですが、とても大事です。とにかくたくさん聴いて曲を覚えましょう。

そしてなんとなく口でメロディを歌えるようになりましょう。

これが出来ていると、後のステップがだいぶ楽になります。



2.曲の構成を調べる

イントロが何小節、Aメロが何小節、みたいな感じです。

例えばこのような感じで構成を書いたりします。


イントロ(8) ピアノ

Aメロ(8)

Aメロ(8)

Bメロ(8)

ブリッジ(8)

エンディング(8) サックス


書き方は自由です。自分で分かれば何でも良いです。

大事なのは、繰り返す部分を把握しておくことです。

(上の例では、最初にAメロが2回繰り返されています。)



3.メロディ の音の高さを調べる。

キーボードなどを使ってもいいので、音の高さを調べます。

音の高さを探す時には、いくつかコツがあります。


・人間は1番最後に聴いた音が記憶に残ります。聴きたい音の次の音が鳴る前に音源の再生を止めましょう。


・フレーズの終わりの音が1番分かりやすいです。フレーズが難しい時は終わりの音から順番にさかのぼっていきましょう。


・完璧を求めないでください。完璧を求めるととても時間がかかってしまいます。80%の出来で良いので、数をこなした方が上達します。


カタカナでも音符でもいいのでメモをします。

まずはリズムを無視します。


カタカナの場合は例えば次のようになります。


ドードレミミソーミミレレドーミーミファソードーラードーソー



4.小節線を区切る

楽譜を書きたい部分の小節線を区切ります。

例えば上の例のAメロは8小節なので、まず8小節の線だけ区切ってしまいます。




5.最初の小節にどこまでの音が入るのかを調べる

音源を聴きながら、手を叩きます。

最初の小節にメロディがどこまでが入るのかを調べます。

上の例だと「ドードレミミソー 」までが最初の小節に入るとします。



6.小節の上に拍の数字を書く

小節の上に拍の数字を書きます。

「1」が小節の最初に来るようにします。

「3」が小節の真ん中に来るようにします。

「2」は1と3の真ん中にくるようにします。

「4」は3と次の小節線の真ん中にくるようにします。



7.手を叩きながら歌い、上の数字に合わせて白丸で音を置いていく

手を叩くのと同時に歌う音は、数字の真下に来ます。

手を叩く音と手を叩く音の間に歌う音は、数字と数字の間に置きます。




8.白丸の位置を考えながら、リズムを書いていく

あとは白丸の位置を見ながらリズムを考えて書いていきます。



このようにしていくと、メロディを書いていくことができるはずです。


まずはどんどんメロディを書いていく練習をしましょう。

少しずつでも良いのでコツコツ続けるとどんどん上達します。

上に書いたステップも飛ばすことができるようになると思います。



メロディを聞き取ることが上手になったら、コードを聴き取ります。

コードの聴き取り方はまた改めて書きます。



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